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『海賊戦隊ゴーカイジャー』(かいぞくせんたいゴーカイジャー)は、2011年2月13日から2012年2月19日までテレビ朝日系列で毎週日曜7:30 - 8:00(JST)に放送された、東映制作の特撮テレビドラマ、および作中で主人公たちが変身するヒーローの名称。『スーパー戦隊シリーズ』第35作目に当たる。 キャッチコピーは「派手に行くぜっ!〔テレビ朝日公式サイトより。〕」。 == 概要 == スーパー戦隊シリーズ第35作目の記念作品。過去34作のスーパー戦隊とのクロスオーバーを最大の特徴とした本作品は「過去に34戦隊が地球を守り続けて来た世界」という地続きの世界観を設定し〔戦隊シリーズの世界観はデンジマンとサンバルカンのみ同一世界である以外は概ね各戦隊が独立している本編、初のクロスオーバーであるVSシリーズ、そして全作品がクロスオーバーしたゴーカイジャーという異なる世界観が散見されるが、必ずしもこれらは同一世界作品としてリンクしたわけではない。〕、ゴーカイジャーたちは本来の姿に加えて過去のスーパー戦隊の戦士に自由に変身する能力を持つ。 例年より早く放送開始2ヶ月前の2010年12月26日放送の『天装戦隊ゴセイジャー』45話や『スーパー戦隊VSシリーズ劇場』(関東ローカル放送)最終回で新番組予告が流された。 過去作とのクロスオーバーおよびその力の習得、過去の戦士への二段変身という設定は、2009年に放映された平成仮面ライダーシリーズの『仮面ライダーディケイド』と似ているが、登場ヒーローの数が『ディケイド』よりも膨大なため制作陣の中には困難との声もあったという。 ゴーカイジャーのモチーフは、シリーズ初となる海賊である。これには宇宙海賊という設定の他に作中でマーベラスたちが発言している通り、過去のヒーローの姿を借りる、つまり「海賊版」という意味も含まれており、オープニングナレーションなどで「海賊の汚名を誇りとして名乗る」と称するように単純な正義の味方ではない、アウトローとしての性格付けがされている。 過去戦隊シリーズに登場したキャラクターがゲストとして登場した際には職業などが多少変化している場合もあるが、基本的に設定は踏襲されている。また、原典の物語の後日談が描かれている場合もあり、過去の戦隊に登場する用語なども登場している〔第1話に『太陽戦隊サンバルカン』の本拠地と同名のカレー店が登場したり、過去の戦隊の主題歌の歌詞を引用した台詞が使われたり、歴代キャストに関連のある小道具が登場するなど。〕。 ゴーカイジャーの初期メンバー5人はシリーズ初となる全員が宇宙人という構成で固められ、地球との縁や戦う理由が全くない状態から物語が始まる。これについて東映プロデューサーの宇都宮孝明は「本来地球とは無関係で自由奔放な彼らが、どのようにして地球を守る戦士となるのか、という経緯も本作品のテーマの1つである」と語っている〔。ゴーカイジャーという名称は、彼らの「豪快さ」から来ており、宇都宮は「残虐さ」から来た「ザンギャック」とともにシンプルすぎるネーミングが恥ずかしいと語っている〔。 放送回数は51話。東日本大震災に伴う休止の影響で撮影スケジュールに遅れが生じた為、最終回放送寸前の2012年2月まで撮影が延びた影響で、予定されていたVシネマ『帰ってきた海賊戦隊ゴーカイジャー』は制作できなかった〔『仮面ライダー×スーパー戦隊 スーパーヒーロー大戦』パンフレットインタビューより〕。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「海賊戦隊ゴーカイジャー」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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